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チェロを始めて「あがり症」と向き合うことになった話 ①

チェロを始めて一年近くが経ち、1つ、気づいたことがあります。

「気づいた」というか、「もともと知っていたけど封印していたこと」とも言えます。

それは、

「あがり症」

チェロを習って、ちょくちょく人前で演奏する機会が出てきて(発表会など)気づいたのです。

自分は、本格的な「あがり症」である。と・・

今までもその兆候はありました。
人前で話すとき、声が震える。
家族の前で話すだけでも緊張する。

思い起こせば、小学3年生のころ、「りんごをナイフで剥く」というのを何故か授業でやっていて、
何故か、一人一人みんなの前でリンゴの皮をナイフでむかされる、、ということが授業内であったのです。

ナイフを使ったことがない私は、緊張でプルプル震え、りんごが剥けない。
それを見た生徒たちからは、「ぷぷぷ・・」という笑い声

担任の先生は、「震えて、、そんなこともできないのか?」

ほんと謎すぎです。その時の担任の先生は、私にこれでもかと自尊心を下げることをやってくれたものです。

それが原因かはわかりませんが、、とにかく、ずっと「あがり症」

高校生くらいからは性格が明るくなり、結構積極的になっていました。
大学生くらいまでは。
その時期は、チャランポランでしたからね。

それで、ふらふらしてる時期も終わり、就職活動。

就職活動で企業の偉い人から名刺をもらうとき、、手が震えてうまく名刺を受け取れない。
そもそも、就活に怖くて行けない。

紆余曲折あり、私を採用してくれる会社があり、人とあまり接点のない仕事を得ることができました。

そこでも組織に馴染めず、気づけば独立し、なんやかんやでなんとか生きています。

そこまでしても人前に出ることを避けてきた私ですが、

チェロを始めることで、人前で演奏すると言う緊急事態に見舞われることになったのです。

続きます。

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